稲戸井駅 

関東鉄道常総線各駅停車の今回は、1913年(大正2年)11月1日、常総鉄道開業と同時に設置された稲戸井駅です。

 
写真1 稲戸井駅(2008年3月5日) 写真2 稲戸井駅ホーム-水海道方面を見る(2013年5月15日) 

取手市のホームページによれば、1889年(明治22年)の市制町村制の施行により、取手町(取手駅・台宿村)、寺原村(寺田村・桑原村)、井野村(長兵衛新田・青柳村・吉田村・小堀村・井野村)、 稲戸井村(稲村・野々井村・米ノ井村・戸頭村)、高井村(上高井村・下高井村・貝塚村・市之代村・同地村)、小文間村の1町5カ村が誕生したとあります。

稲戸井村の「稲戸井」という地名は「稲村」「野々井村」「米ノ井村」「戸頭村」のそれぞれ一文字をとったもので、先の寺原村と同じ命名方法です。(戸頭村などについての紹介は次回に予定しています。)

このように稲戸井駅は古い駅ですから、「常總鉄道名勝案内」を見る前に、しばらく辺りを歩いてみます。

 
写真3 御嶽神社(2008年8月27日) 写真4 稲戸井駅前(2013年5月15日) 

写真3は、稲戸井駅に隣接している御嶽神社です。夏になると盆踊りの会場になります。写真4は、駅前商店街の通りから稲戸井駅を眺めたもので、このように通りからは少し入り込んだところにあります。写真には写っていませんが、右側角には郵便局があります。

 
写真5 稲戸井駅前商店街(1)(2013年5月15日) 写真6 稲戸井駅前商店街(2) (2013年5月15日)

写真5は、写真4に向かって左側、写真6は少し取手寄りに歩いて降りかえった処です。写真6の中央には郵便局の看板が小さく見えます。そこを左折すると稲戸井駅で、写真4につながります。

 
写真7 構内踏切(2013年5月15日)  写真8 米ノ井踏切(2013年5月15日) 

写真7は二本のホームを結ぶ構内踏切で写真1とは反対側、取手方面を望んでいます。もう一つ水海道寄りに米ノ井踏切(写真8)があって、これを渡ると(写真の右手方向)国道294号線に出ることができます。

国道を渡った少し奥に、「常總鉄道名勝案内」にある龍禅寺三佛堂があります。(こちらこちらでも紹介しています。)

 
写真9 三佛堂(2010年5月9日)  写真10 右から釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩(2010年5月9日) 

写真9は現在の外観で、写真10は、この日がご開帳の日であったので、失礼してお顔を撮影させていただきました。

国道294号線に戻ると、以前自動車販売店のあった処に「桔梗塚」があります。説明は「常總鉄道名勝案内」をご覧いただくとして、このリンク先は2002年頃のものですが、私の記録中最も古い「桔梗塚」の写真を掲載します。

 
写真11 桔梗塚1(1977年4月3日) 写真12 桔梗塚2(1977年4月3日) 

こうした史跡(公に指定されてはいませんが)の様子はずっと変わっていないと思いがちですが、石の積み方などずいぶん変化しています。お寺や神社を見るときも、創建当時の色彩などを考えておかないと誤った感慨に耽ることとなってしまいますから要注意ですね。

「常總鉄道名勝案内」では、間宮林蔵の紀念碑と布施辨天が近傍の名所とされていますが、現代ではちょっと遠い感覚なので、リンクのみにしておきます。いずれも私が訪問したものです。

間宮林蔵の生家

布施辨天

駅から余り遠くへ足を伸ばすと、次の駅や前の駅からとの区別が付きにくくなりますのでこの辺で今回は終了します。

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