長塚節生家、坂野家住宅

 守谷市の西隣は水海道市で、この散策でも何度かご紹介しました。その隣が石下町です。
 両市町は、2006年1月1日「常総市」として合併予定です。
 
 このあたりには、豪農といわれる人々が昔から住み、その家が今でも立派な姿を見せています。
 

 石下町には、37歳で世を去った作家、長塚節の生家があります。

 長塚節生家

 長塚節は、明治12年(1879年)、石下町豪農の長男として、生まれ、3歳のころ小倉百人一首をそらんじて、神童といわれたといいます。
 家庭環境には恵まれていましたが、病弱で、水戸中学を中退しました。療養中、正岡子規に入門、その後夏目漱石の推挙で小説「土」を朝日新聞連載小説として発表し、作家としての名声も手に入れました。
 病気療養を兼ねて諸国を歩き、遠く九州の地で、37歳の生涯を終えました。
 その生家は、県の指定文化財とされ、一般にも公開されています。
 年中無休(年末・年始を除く)月〜土(午前10時〜午後4時) 日(午前10時〜午後2時)です。 

 一方、水海道市には、近年北野監督でリメイクされた「座頭市」のロケ地となった「坂野家住宅」があります。

坂野家住宅  坂野家住宅2

 坂野家の現存する主屋は南面し、18世紀の初め頃に居室部の大半が造られたといいます。表門(薬医門)は、武家屋敷に設けられるものですから、坂野家の格式は相当高かったようです。
 そのため、
昭和43年4月25日に国指定重要文化財とされています。現在は寄贈を請けて、市所有となっています。
 残念ながら、現在保存修理工事のため平成18年3月まで見学はできない。しかし隣接する書院及び庭園は従来どおり見学できます。

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