三仏堂

 

 上の写真は、関東鉄道常総線稲戸井駅より南へ約400mのところにある龍禅寺三仏堂の大正2年ごろの姿です。「常総鉄道名勝案内」という小冊子(成田山図書館蔵)にあるのを、転載させていただきました。
 「承平7年(937年)説法化導の道場として平将門建立し、建久3年(1192年)千葉常胤の修理する所なりと伝う」と有ります。三仏堂とは、弥陀、釈迦、彌勒の1木3体の霊像を安置するところからきているといいます。

 この写真は、現在(1999年5月撮影)の三仏堂です。国指定重要文化財で、取手市教育委員会による説明看板によれば、上の内容とは違い、「延長2年(924年)」の創建と伝えられる、とあります。実際に今に残るものは室町時代後期ですが、北相馬に残る中世建築として貴重な遺跡です。
 すぐ近く(国道294号、マツダ・アンフィニ店脇)には、平将門の愛妾であったと伝えられる桔梗姫の塚もあります。この辺になると史実と伝説の境界域で、なんともコメントに困ります。しかし、平将門にはこうした「史跡」が非常に多いので、ゆっくり歩くたびにはもってこいです。

 

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