取手宿 旧本陣

 今回は、平成

9年から一般公開が行われるようになった、茨城県取手市の旧取手宿本陣(染野家住宅)です。

  

 取手は古い町で、「一本刀土俵入り」(長谷川伸原作。古くは片岡千恵蔵、衣笠淳子のコンビ、長谷川一夫、岡田嘉子のコンビの映画など)でも有名な(われながら古いなあ)町並みがまだ少し残っています。この本陣は、その中でも代表的なものです。

 以前は、住宅として使用されていたため、一般の見学は非常に限定されたものでしたが、現在では

     毎週 金曜日・土曜日・日曜日(ただし年末年始を除く)

に公開され、毎月第一日曜日には職員の説明があり、またビデオによる説明(これは、解体修理復元の記録で、大変貴重なものではないでしょうか)も行われています。

 本陣とは、簡単に言えば江戸時代参勤交代のお殿様がお泊まりになったその地方の有力者のお屋敷であるといえます。こうした家が明治になって土地の役所となっていくケースが多いのですが、ここは郵便局となり、現在でもその面影が正面左の窓に残っています。ここが窓口だったのです。      参考;取手市史 民家編 (第4章 取手宿本陣)

  本陣から少し西に行き、大通りから利根川の堤防下をとおって行く道路が、陸前浜街道(水戸街道)です。

 国道6号を水戸街道と現在ではよんでいますが、この辺では必ずしも一致していないのがわかります。下の写真は、取手のとなり町藤代町の旧水戸街道の様子です。取手宿から1里

30町で藤代宿、小通りの渡しを過ぎ1里で若柴宿(龍ヶ崎)、また1里で牛久宿となります。

 以上、今回は平将門とは少し離れました。次回は、もう少し遠くに行きたい。

 

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